男の一流ブランド 2
エルメスの創業1837年、当時は王侯貴族のために馬車、馬具、旅行用品をつくっていました。
店名は、ギリシャ神話の"工匠"の神「ヘルメス」と同名。
パリのフォブール・サントノレ通りに本店を構え、今でも高級馬具をつくっており、馬術のフランス・ナショナル・チームの指定店だったこともあります。
最近はファッション商品にも力を入れており、メンズ・アイテムは、パリ・メンズ・コレクションで発表、注目されています。
スーツやジャケット、コートなどは、全体的にシンプルなデザインで、その基本となるのはクラシック&エレガンス。
襟、ウエストラインは、保守的なブリティッシュやアバンギャルドなイタリアンとはまったく異なった、フランス特有のウィットに富んだエスプリが表現されています。
また、昔から世界中のダンディたちに注目されているのが、独特のエルメス柄で有名なシルクタイ。
内側にボアン・ダレと呼ぶ絹糸がループ状に入っていて、何度か締めてゆがんだ縫い目が、端をちょっと引っぱると元にもどる仕掛けになっています。
他にも、シルクプリントのベストや、シルクプリントを裏地に使ったレザーブルゾンなど、フランス風エレガンスを象徴する製品が多いです。
バッグやベルトなどの皮革製品は、馬具づくりで培ったサドルステッチ(鞍縫い)のテクニックを生かし、手づくりの気品を秘めています。
ロンドンのジョン・ロブ社の流れをくむ靴は、おしゃれなエグゼクティブに隠れた人気となっています。