フレンチ・メンズはシンプル&エレガンスがテーマ 2
フランス国民は、パリジャンはというと、アメリカのアイビーを嫌い、ブリティッシュのコンサバティブも・・・嫌いです。
というわけで、いちばん身近に受けとめているメンズ・ラインはイタリアンでしょう。
いわば、イタリアンをベースにアレンジしたエレガンス・スタイルが、フレンチ・メンズのテイストといってもいいです。
さらにいえば、ブリティッシュをフランスのエスプリでぐつとソフトにしたものということもできます。
パリはオートクチュールのメッカ。
中でもランバン店は、早くからメンズのオートクチュール、「ランバン・タイユール」を始めています。
オートクチュールならではの素材選びでは、ブリティッシュ・テイストに近く、色づかいでは、ややイタリアン・スタイルで、より保守的といえます。
ただし、仕立てはしっかりしています。
もう1つのパリのエスプリ、「エルメス」店のメンズ・ラインは、エレガンス追求一辺倒。
多色使いのシルク・ネクタイをはじめ、シューズに至るまでトータルで展開、ダンディ憧れのメンズ・ブランドになっているが、もともとは馬具屋ということで、メンズ・スーツはがぜんスポーティなものが多いです。
メンズ・アイテムで最もフランス的なものといえば、各オートクチュール店がデザインしている、やや派手めのシルク・プリントのネクタイかもしれません。